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2026.10.19 校長ブログ

はぎの通信 No.183(「幸せになる力」を身につけよう)

 

はぎの通信 No. 183(R8. 10.19)

 

中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)

 

「幸せになる力」を身につけよう(Developing the Skill to Create Our Own Happiness)

 

 先日、ラジオを聴いていて、「なるほど」と強く心に残った言葉がありました。それが「Active Happiness Skill(アクティブ・ハピネス・スキル)」です。直訳すれば、「積極的な幸福の力」「幸せになるための力」といった意味でしょうか。番組では、今よく耳にする「Well-being(ウェルビーイング)」とも深く関係する考え方として紹介されていました。

では、Active Happiness Skillとは、いったいどのようなものなのでしょう。

 

 私は、「ただ幸せを待つのではなく、自分から幸せをつくっていく力」と考えると分かりやすいと思います。例えば、好きな音楽を聴いて「うれしい!」と感じる。友達と楽しく話して「楽しい!」と思う。試合に勝って「最高だ!」と喜ぶ。こうした感情は、もちろん大切な“Happy”です。しかし、こうしたHappyは、その瞬間の感情であることが多い。楽しい時間が終われば、気持ちも少しずつ変わっていきます。

 

 一方、Well-beingは、もっと幅広いものです。毎日を健康に過ごしている。信頼できる仲間がいる。自分なりの目標を持っている。うまくいかないことがあっても、「もう一度やってみよう」と思える。自分のしていることに意味を感じる――。つまり、単に「今、楽しいか」「今、うれしいか」だけではなく、「自分は自分らしく、充実した人生を送っている」と感じられる状態です。幸福には、瞬間的な喜びだけでなく、人生の意味や人とのつながり、成長なども含まれると考えられています。

 

 そして、ここで大切なのがActiveという言葉です。「幸せになりたい」と思っているだけではなく、自分から人に声をかけてみる。新しいことに挑戦してみる。失敗しても、そこから何かを学ぼうとする。誰かのために行動してみる。自分が大切にしたいことを見つけ、それに向かって一歩踏み出す。そうした日々の小さな行動の積み重ねが、自分のWell-beingをつくっていくのです。

 

 私は、このActive Happiness Skillをぜひ身につけたいと思いました。人生には、うれしいことばかりが起こるわけではありません。思い通りにならないこともあります。失敗することもあります。そんなとき、「幸せは誰かが与えてくれるもの」と考えるのではなく、「自分には、自分の幸せをつくっていく力がある」と考えられたら、人生は少し違って見えてくるのではないでしょうか。

 

 越高生の皆さん。皆さんは、どうですか。「幸せになりたい」と願うだけでなく、「幸せになる力」を自分自身で育ててみませんか。私も、これから意識してActive Happiness Skillを磨いていきたいと思います。

 皆さんも一緒に、「自分の人生をよりよくする力」を身につけていきましょう。

 

以上