ニュース ニュース

ニュース

TOP > ニュース一覧 > 校長ブログ > はぎの通信 No.172(けじめと切り替えが、次の成長をつくる)
2026.06.22 校長ブログ

はぎの通信 No.172(けじめと切り替えが、次の成長をつくる)

 

はぎの通信 No.172 (R8. 6.22)

中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)

 

けじめと切り替えが、次の成長をつくる

Drawing the Line and Making the Shift Lead to Growth

 

 先日の体育祭は、多くの生徒の皆さんの頑張りによって、大きな盛り上がりの中で幕を閉じました。競技に全力を尽くした人、仲間を懸命に応援した人、運営を支えた人、それぞれが自分の役割を果たし、素晴らしい一日を創り上げてくれました。皆さんの生き生きとした表情や、クラスや軍団の仲間と喜びを分かち合う姿は、とても印象的でした。今もなお、あの日の興奮や感動の余韻が心の中に残っている人もいることでしょう。それだけ充実した時間であった証拠だと思います。

 

 しかし、私たちは一つ大切なことを忘れてはなりません。それは、何事にも「けじめ」と「切り替え」が必要だということです。全力で楽しむときは思い切り楽しむ。そして、その時間が終わったら次の目標に向かって気持ちを切り替える。このメリハリこそが、人を成長させる大切な力です。

 

 新年度が始まってから、早いもので約3か月が過ぎようとしています。新しい環境に緊張していた4月、新しい仲間や先生方との出会いに胸を躍らせていた頃と比べると、学校生活にもずいぶん慣れてきたことでしょう。慣れることは決して悪いことではありません。むしろ、学校生活が軌道に乗ってきた証でもあります。しかし、その「慣れ」が「ゆるみ」や「だらけ」につながってしまうとしたら、それは注意しなければなりません。人は誰でも、慣れてくると無意識のうちに気持ちが緩みがちです。授業への取り組み、提出物、あいさつ、時間を守る姿勢など、日常の小さな部分にその影響は表れます。だからこそ、自分自身を律しながら、ほどよい緊張感を保って毎日を過ごしてほしいと思います。

 

 そして、今週からは期末考査が始まります。体育祭モードから学習モードへ、しっかりと気持ちを切り替える時です。試験は、単に点数を競うためだけのものではありません。これまでの学習を振り返り、自分の理解度を確認し、今後の課題を見つける大切な機会です。「まだ時間がある」と思っているうちに、時間はあっという間に過ぎていきます。今できることに集中し、一時間一時間を大切にして準備を進めてください。皆さんがそれぞれの目標に向かって全力を尽くすことを期待しています。

 

 高校生活では、誰かに言われて動くのではなく、自分で考え、自分を律しながら行動する「自制」と「自律」が求められます。その積み重ねが、人としての成長につながります。

一日一日を何となく過ごすのか、それとも成長の機会として大切に過ごすのか。その違いが、1年後、3年後の自分を大きく変えていきます。

 

 体育祭で見せてくれた皆さんのエネルギーと努力を、今度は学習や日々の学校生活へ向けてください。けじめをつけ、気持ちを切り替えながら、一歩一歩着実に成長していくことを期待しています。

以上