はぎの通信 No.165(「動く」ことから、すべてが始まる)
はぎの通信 No. 165 (R8. 4.27)
中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)
「動く」ことから、すべてが始まる(Everything begins with taking action.)
皆さんは最近、「自分から動く」ということを意識したことがあるでしょうか。私は、人生においてとても大切なことの一つが「動くこと」だと思っています。
動くというのは、何も大きな挑戦だけを指すわけではありません。新しいことに手を挙げてみる。少し勇気を出して誰かに話しかけてみる。興味をもったことに一歩踏み出してみる。そんな小さな一歩も、立派な「動き」です。そして、それはまた、今年度のスクールスローガンである「挑め!越高!」にもつながるものです。
なぜ「動くこと」が大切なのでしょうか。それは、動けば必ず「出会い」が生まれるからです。
ここでいう出会いとは、人との出会いだけではありません。新しい出来事との出会い、これまで知らなかった考え方との出会い、自分でも気づいていなかった可能性との出会い。世の中には、実にさまざまな出会いがあります。
しかし、じっとしているだけでは、その出会いはなかなか訪れません。自分から動いてみて初めて、人や出来事と巡り合うことができます。そして、出会いが生まれると、そこから必ず何かが生まれます。新しい気づきかもしれません。貴重な経験かもしれません。あるいは、心を揺さぶるような感動かもしれません。時には失敗することもあるでしょう。しかし、その失敗さえも、皆さんを成長させる大切な経験になります。
こうして生まれた気づきや経験は、やがて次の「動き」につながります。もっとやってみたいと思う。もう一度挑戦してみたいと思う。あるいは、今度は違うことにも挑戦してみようと思う。こうして、人は少しずつ自分の世界を広げ、成長していくのだと思います。
最近、「ウェルビーイング」という言葉をよく耳にします。これは、心も体も社会的にも満たされ、幸福である状態を指す言葉です。実は、このウェルビーイングを高めるためにも、「動くこと」はとても大切です。新しい出会いや経験は、私たちに喜びや充実感を与え、人生をより豊かなものにしてくれるからです。
皆さんの高校生活には、まだまだ多くの可能性が広がっています。勉強、部活動、学校行事、友人との交流など、さまざまな場面で新しい出会いが待っています。その出会いは、皆さんが「動く」ことで初めて見えてくるものです。
ぜひ、自分から一歩踏み出してみてください。小さな一歩でも構いません。その一歩が、新しい出会いを生み、皆さんを次の成長へと導いてくれるはずです。
動くことから、すべてが始まります。中越高校での日々が、皆さんにとって多くの出会いと成長に満ちたものになることを、心から願っています。
大型連休に入ります。事件・事故等のないように。健康にもくれぐれも気をつけて。
「はぎの通信」次回は連休明けになります。よろしくお願いいたします。
以上