卒業証書授与式を挙行しました
3月3日（木曜日）に卒業証書授与式を挙行いたしました。
新型コロナウイルス感染症対策のため、卒業生と保護者、教職員のみでの実施となりました。
卒業生代表は、答辞の中で3年間を振り返りました。「私達は今できることに全力で取り組みました。真夏の炎天下で、感染対策を工夫しながら競技やパネル作成、パフォーマンスに取り組んだ体育祭。販売する商品に多くの制限があったり、残暑の中マスクを着用して楽しんだ文化祭。修学旅行の代わりとして、クラスごとに県内の観光地を巡った日帰りバス旅行。元々予定していたものではなくても、全力で楽しもうとする姿や、より良いものにしようと、仲間と協力する姿に感動しました。またその前向きな姿は、私達の生活を明るく照らしました」。また、「私達は、すべての人達が努力してきた姿を知っています。一秒を削るため。一本のシュート・アタックを決めるため。一本のヒットを打つため。一つの作品を作るため。頑張る人の力になるため。そして自分の進路を実現するため。三年間かけて努力し続けた姿は、どんな結果であろうと、中越高校の誇りです」。
在校生代表は送辞のなかで、「これからの一年で、私たちが先輩方に追いつき、追い越せるような活躍をできるかどうかは分かりません。それでも、先輩方が築き上げてきた伝統を守り、中越高校を発展させていけるよう、精一杯努力したいと思います」と決意を立てました。
校長先生からは、「建学の精神を「進取の精神」、「文武一如」の校風と「質実剛健」の校訓に受け継ぎ、これらを教育理念としている歴史と伝統のある本校で学び、「中越魂」を培った皆さんが、高い志と夢を持ち、地域・社会に必要とされる人材として活躍されることを日々願っています 」と卒業を祝すとともに激励の言葉がありました。
この１年、新型コロナウイルス感染症により、多くの行事や活動が制限されました。その中でも多くのことを学び、成長した姿を見せてくれました。
中越高校の学び舎を巣立っていった卒業生334名の進む道は様々です。それぞれが広く社会に貢献できるように日々努力してくれることを期待しています。
