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2026.01.19 校長ブログ

はぎの通信 No.152(さらなる成長のために)

 

はぎの通信 No. 152  (R8. 1.19)

 

中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)

 

さらなる成長のために(For further growth

 

 先日、NHKのテレビのある番組を見ていた時のことです。2025年シーズンのJ1リーグを制した鹿島アントラーズの鈴木優磨選手の、次の言葉が印象に残りました。

「ぼくたちは単なる仲良し集団じゃない。勝ち続けるための集団なんだ。」

 

 この言葉を聞いて、皆さんはどう感じたでしょうか。少し厳しく聞こえた人もいるかもしれません。しかし私は、この言葉の奥にある「覚悟」や「責任感」に、学ぶべき点があると感じました。

 

 鹿島アントラーズは、ただ才能のある選手が集まっているだけのチームではありません。一人ひとりが自分の役割を自覚し、時には仲間に厳しいことも言い合いながら、勝つために最善を尽くす。その積み重ねが、「勝ち続ける集団」をつくっているのだと思います。

 

 これは、学校生活にも通じる話です。クラス、部活動、生徒会――どの場面でも、仲が良いこと自体は素晴らしいことです。しかし、「居心地の良さ」だけを優先してしまうと、本当に大切な成長の機会を逃してしまうことがあります。友だちだからこそ、努力を促し合い、時には立ち止まって考えることを求め合う。そうした関係こそが、皆さんを一段高い場所へ導いてくれるはずです。

 

 とはいえ、誤解してほしくありません。「勝つこと」や「結果」だけがすべてだと言いたいのではありません。大切なのは、目標に向かって本気で取り組む姿勢です。その過程で身につく粘り強さや、自分を律する力、仲間を思いやる心こそが、皆さんの人生を支える土台になります。

 

 中越高校は、単なる「仲良しの集まり」で終わる学校ではありません。同時に、競争だけを煽る場所でもありません。互いを尊重しながら、高い目標に挑み続ける集団でありたい――私はそう願っています。

 

 生徒の皆さん。一日一日の学校生活の中で、自分は今、どんな集団の一員でありたいのか、少し立ち止まって考えてみてください。その問いを持ち続けること自体が、皆さんを確実に成長させてくれるはずです。

 

以上