はぎの通信 No.129(自律神経を整える)
はぎの通信 No.129 (R7. 7.14)
中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)
自律神経を整える(Regulating the autonomic nervous system)
1学期末考査終了。大変お疲れ様でした。勉強は振り返りと積み重ねが大事。考査は終えてからが重要です。できなかった問題、間違えてしまった問題などをよく見直して、その原因を把握して、解決し、理解を深めておきましょう。同じような問題が出された時にはもう間違わない。このような勉強の積み重ねが実力を高めていきます。
さて、先日、NHKのラジオを聴いていて、いい情報を得ました。それは、「自律神経の整え方」というテーマでのお話でした。話し手は順天堂大学の医学部の先生でした。自律神経を整えることは、ストレスの軽減につながるということで、役に立つのではないかと思い、紹介します。
自律神経を整えるには、大きく次の3つが有効だそうです。
1 不要なもの、使わないものを捨てる。
2 適度な運動をする。
3 日記をつける。
長々と詳しく書く必要はないそうです。次のような「3行日記」でOKだそうです。
1行目:その日良かったことを書く。
2行目:その日悪かったことあるいは反省点を書く。
3行目:次の日の目標を書く。
できれば、毎日日記をつけられればそれにこしたことはないのですが、それができ なくても、思い出して書いてもOKだそうです。でも、何も書かない日というのがないようにして、
毎日をほんの一言でもいいので書いて、続けることが大切だそうです。また、ワープロなどは用いずに、手書きで書くということです。
その他、次のようなことも有効だそうです。
① 夏でもシャワーだけで済まさず、湯船につかる(適温で)。
② 呼吸に集中する。次のような深呼吸を、たとえば夜寝る前に習慣にして行うとよい。
・2倍の時間を使って息を吐く。たとえば、3秒息を吸って、6秒を使ってゆっくり息を吐く。これを数回繰り返す。
もちろん、基本ベースとして大切なのは日頃の生活習慣。健康的な食生活と、適切な睡眠時間。これら食事の時刻や、睡眠に入る時刻も、日々一定に保つことがベストだそうです。
以上