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2025.06.23 校長ブログ

はぎの通信 No.126(何が楽しくて走るのか)

 

はぎの通信 No.126 (R7. 6.23)

 

中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)

 

何が楽しくて走るのか(Why am I running?

 

 走り過ぎて膝を痛めてしまったことがあります(しかも、何度か)。きっとそうだと、つまり、走り過ぎが原因だと思っています。10年近く前からジョギングをしています。ほぼ毎日。雨や雪の日は、市の体育館に行って走ったり、ジムでマシーンを使ったりして走っています。ほぼ毎日、大体13~14キロメートルくらいは走っていると思います。何かの大会や市民マラソンなどに出場するためにトレーニングをしているわけではありません。実際、今まで一度もそのようなイベントに参加したことはありません。教え子である主治医からは「先生、走りすぎ!」と言われています。その言いつけを守らない「ツケ」が出るのかなと思っています(こういうのを「覆水盆に返らず」とか「後悔先に立たず」と言います)。

 

 そんな状態でも、何とかだましだましして走ろうかな、走るのが無理だったら、今日からしばらくは走るのはやめにしても、ジムでバイクでもこごうかな、などと考えている自分がいます。そんな私は、妻に言わせると、ほとんど「ビョーキ」だそうです。実際、私もそう思います。「なぜオレは走るのだろう?」「一体何が楽しくて、おもしろくて、こんなに走るのだろう?」... わかりません。走っていて、いわゆる「ランナーズハイ」(走っている時に、あるいは走り終わった後に、幸福感や爽快感を感じる状態)になったことはありません。私にとって、走ることそれそのものはただ苦しくて疲れるだけです。

 

 きっと「何かにストイックに取り組み、自分自身と闘っている自分に、ただ酔っているだけ」なのかもしれません。ただ、1回1回走り終えた時の達成感というか、何か「義務」を果たしたような気持ちになって、それはそれでまんざら悪い気もしませんし、また、実際、走っている最中にふっと大事なことを思い出したり、いい着想を得てちょっとうれしくなったりする時もあるので、走り続けているのかもしれません。

 

 皆さんにとってはどうでもいいことを今日は書きました。失礼しました!

 

以上