はぎの通信 No.123(教育実習始まる)
はぎの通信 No.123 (R7. 6.2)
中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)
教育実習始まる(Teaching practice begins)
先週の月曜日(5月26日)から、今年も教育実習が始まりました。秋の実習生も含めて、今年は9名の実習生を迎えての教育実習です。短い人で2週間、長い人で4週間の実習となります。皆さん全員、本校中越高校の卒業生です。生徒の皆さんの先輩になります。どうぞよろしくお願いします。
初日に私も実習生一人一人から実習期間における抱負をお聞きしましたが、皆さん、それぞれに目標を設定し、やる気と情熱を持ってこれからの実習に臨もうとしている姿勢をうかがい知ることができました。さすがは越高の卒業生!大いに期待したいと思います。
かく言う私も何十年も前になりますが、母校の高校で教育実習を行いました。断片的ではありますが、当時の記憶や思い出は少なからず頭に残っています。たとえば、当時最先端と見なされていたフローチャートを用いた授業案を作成し(もちろん、手書きで!(パソコンなどはありませんでしたから...))、実践したり、ホームルームを担当したクラスの生徒全員と学級日誌以外に「交換ノート」を作って意思疎通を図り、コミュニケーションを深めようとしたり、高校現役時代に所属していた部活動に顔を出して、先輩面して指導してみたり...。大変忙しい日々でしたが、とても充実した楽しい実習期間だったと記憶しています。
生徒の皆さんにしてみれば、いつも接する本校の先生方とはまた違った授業を経験することになりますし、実習生として、あるいは先輩として、とても身近に感じられる方々と接することになります。これもひとつのチャンスととらえて、何かを相談してみたり、助言などを求めてみるのもよいかもしれませんね。
生徒の皆さんと教育実習生が、お互いにいい思い出に残る実習期間となることを願っています。
以上