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2021.06.16 放送部

NHK杯高校放送コンテスト県予選

 

 6月15日(火)に長岡リリックホールで第68回NHK杯全国高校放送コンテスト新潟県予選が行われました。昨年はコロナ禍の為NHKの冠が外された大会となりNHK杯としては2年ぶりの開催となりました。4部門で3名と2作品が7月に行われるNHK杯全国高校放送コンテストへ18回連続24回目となる出場となりました。出場した全部門で入賞し部員全員が賞状を獲得しました。
 アナウンス部門では3年・副部長の山口舞華(長岡北中)が昨秋に引き続き1位。パワーリフティング全国王者・本校3年の藤田君に春先から密着取材したアナウンス原稿で臨みました。山口は「目標の1位は嬉しいです。支えてくれた仲間や指導してくださった先生方、そして取材に快く応じてくれた藤田君や山本トレーナーのおかげです」と言います。
 テレビドキュメント部門では、3年・部長の岡嶋かな子(柏崎第二中)が指揮を執り3年の青柳福美(長岡越路中)が編集を担当した「メイクYou Happy」が1位となりました。長岡美容専門学校の先生・学生・講師の先生方の協力を得ながら制作しました。青柳は「女子高生が日頃抱えているメイクの悩みについて世間に発表することができてよかった。関わってくださった方々に感謝しています。」と言います。再現映像には新入生も協力しました。1年の伊藤真弥(附属長岡中)は「とても貴重な経験となりました。このような機会を与えて下さった先輩方に感謝したいです。」と言います。
 朗読部門では3年の岡嶋かな子が3位、1年の関苺花(魚沼堀之内中)が4位に入賞。岡嶋は「最後の大会ではぜひ1位を取りたかったが結果に悔いはない。1年生が入賞してくれたことがとても嬉しくて最後まで楽しむことができた。」と言います。関は「読み終えたあと達成感でいっぱいだったのを今でも覚えています。他校の魅力的な朗読がたくさんあった中、まさか私が4位に選ばれるなんて思ってもいませんでした。放送部に入って良かったです。これからも自分の声を活かして聞いている人たちを魅了させられるような朗読を目指していきたいです。」と言います。
 ラジオドキュメント「コロナも君も落ち着いて!」が4位。校内の生徒や先生方へのインタビューで構成。初めてのインタビュー取材とナレーションにも取り組んだ、1年の高橋穣鈴(長岡中之島中)と鶴巻佳夏(三条第一中)は「放課後で校内に残っている生徒が少なくてインタビューがなかなか集まらず苦しかった。作品が完成した時の達成感が良かった。」「上級生や先生方に取材をしたり、アフレコをしたりと緊張する場面が多かったが、入賞できてうれしかったです」と言い、1年生を引っ張った2年の大坂美乃(小千谷片貝中)は「1年生が初めて作った作品が賞を取り嬉しいです。コロナ禍での私たちの思いを発信出来てよかったです」と言う。

 

 

 顧問の苅部先生は「頑張ってきた部員たちの入賞は素直に嬉しい。各自が納得のいく締めくくりにしてもらえば」と話します。顧問の高澤先生は「昨年来のコロナ禍で苦労をしてきた2・3年生が結果を出せたのはとても価値のあることです。1年生の予想以上の活躍に驚くとともに秋からが楽しみです」と話します。
 例年、NHK杯全国高校放送コンテストは東京・国立オリンピック記念青少年センター及びNHKホールで行われていますが、今年はコロナ禍のため審査は提出物によって行われます。全国大会は7月10日から29日にかけて、審査員が初戦から決勝までを全国各地からオンラインによる審査で開催されます。
 東京に2年続けて行けないのは残念ですが、全国制覇に向けて全力を尽くして臨みたいと思います。