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2016.06.20 放送部

NHK杯県大会の結果報告

 

 6月15日(水)に新潟市の音楽文化会館で行われたNHK杯全国高校放送コンテスト新潟県予選に、アナウンス・朗読・ラジオドキュメントと参加しました。出場した全部門で入賞し、部として13年連続・20回目のNHK杯全国大会出場を決めました。

 ラジオドキュメント部門は「E・T・S・Uのヒミつ」が1位。野球部の応援歌「E・T・S・U」の歴史とともに、部員や顧問の思い入れをインタビュー取材してまとめました。
 昨夏から取材を開始。昨秋には、市内の中学校にも取材し、応援歌の源流となっている富山県の氷見高校野球部にも電話取材を行いました。春休みには野球部員や監督・コーチにインタビュー。部員総出の取材を行ってきました。
 応援歌などの演奏を、我が校が誇る吹奏楽部に依頼。番組内で迫力のある演奏を披露してくれました。音楽が中心となっている番組だけに、1位受賞の最大の功労者は吹奏楽部といっても過言ではありません。
 構成と編集を3年の松原那実子が担当。「NHKのディレクターさんの講評で、凄く褒められて嬉しかった」と、ガラス製のトロフィーを手に喜んでいます。

 アナウンス部門に出場した3年の大塚聖は2位。野球部の「ストッキングの線」を取材したニュース原稿で臨みました。昨年の6位入賞に引き続き2年連続でのNHK杯全国出場です。
 大塚は「取材や原稿の作成を昨年冬から取り組み、5月に富山の桜井高校での講習会で練り上げた。早い時期から読み込みの準備ができた。」と入賞の背景を述べています。

 

 朗読部門に出場した3年の髙原実佑も2位。武者小路実篤の「友情」を読んだ。昨秋の県大会でも3位に入賞しており、この夏の全国総文・広島大会とともに全国大会ダブル出場を決めました。
 「主人公が男なので、解釈や読み方に苦労した。部員や先生方に何度も聞いてもらい、指導してもらったおかげです。」と髙原は語っています。
 

 朗読に出場した3年の諸橋柚采と2年の安部夏美の二人も、これまでの練習の成果を出し切った、今までで一番の読みをしましたが入賞には一歩及びませんでした。
 

 県大会前の目標には「出場全部門で1位」をかかげ、納得できるまで練習・編集を重ねてきました。
 また、夜遅くまで学校に残っての活動に、保護者の皆さんの送迎などのご家族のバックアップもあってのおかげと感謝しています。
 大会当日は、読みの分野にアナウンス・朗読それぞれに「当日課題」が出場者に渡されます。その原稿を、読みの構成やアクセントを調べたりと限られた時間で読み方を考えます。
 学校によっては、一人一人で対応するのですが、当部は部員全員で手分けをしています。当日課題をこなすための練習も学校で何度もしてきました。
 読みの分野は個人審査である反面、部長の髙原が「課題原稿への対応が、ダンドリ通りにスムーズにできて良かった」と言うように、我が部では部員一丸となってのチーム戦にできた事は、地味ながらも部活動としての意義を感じます。

 全国大会は7月25日(月)から、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターとNHKホールで行われます。
 部員たちの全国大会の目標はズバリ「優勝」。新潟県の代表として恥ずかしくない闘いをしたいと意気込んでいます。

(文責:顧問・高澤 晃)